糖尿病の合併症とは?HbA1cを7.0%未満に保つ重要性と予防のポイント|すけがわクリニック|福島県いわき市|
糖尿病と合併症のお話
糖尿病は、血液中の糖が多い状態が続く病気です。初期には自覚症状がほとんどないため、「大したことない」と思われがちですが、放っておくと全身の血管や神経が少しずつ傷つき、合併症と呼ばれるさまざまな病気を引き起こします。
特に注意が必要なのが「三大合併症」です。
① 神経障害:手足のしびれや感覚の低下が起こり、けがややけどに気づかず悪化してしまうことがあります。
② 網膜症:目の奥の血管が傷つき、視力が落ちたり、最悪の場合は失明につながることも。
③ 腎症:腎臓の働きが悪くなり、老廃物が体にたまり、人工透析が必要になることもあります。
このほかにも、心筋梗塞や脳梗塞などの血管の病気、歯周病、感染症などにもかかりやすくなります。合併症は一度進行すると元に戻すのが難しいため、早い段階から予防することがとても大切です。
そのためには、血糖値だけでなく血圧や脂質も含めた総合的な管理と、定期的な検査が欠かせません。特に、合併症を防ぐためにはHbA1c(過去1〜2か月の平均血糖値)を7.0%未満に保つことが目標です。食事・運動・薬の治療を継続し、医師と二人三脚でコントロールしていくことが、合併症を防ぐ一番の近道です。
当院では、糖尿病専門医と管理栄養士による専門的なサポートを行っています。検査結果に基づいた治療の提案や、日々の食事・生活習慣への具体的なアドバイスまで、チームでしっかりと支えます。糖尿病は「正しく向き合えば怖くない病気」です。症状がなくても早めに検査を受け、将来の健康を守りましょう。
