【いわき市の糖尿病内科】実はこわい?「血糖スパイク」とは
福島県いわき市のすけがわクリニックでは糖尿病専門医による糖尿病診療を行っております。
本日は近年注目されている「血糖スパイク」について解説していきます。
「健康診断では異常がないのに、食後に強い眠気が出る」「疲れやすい気がする」──そんな方は、“血糖スパイク”が起きているかもしれません。
◆ 血糖スパイクとは?
血糖スパイクとは、食後に血糖値が急激に上昇する現象を指します。空腹時の血糖値が正常でも、食後に血糖が急上昇・急降下することで、体には大きな負担がかかります。
この状態を繰り返すと、血管の内皮が傷つき、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中などのリスクが高まることがわかっています。最近では“隠れ糖尿病”のサインとしても注目されています。
空腹時血糖が正常でも血糖スパイクを起こしていることがあるので、健康診断で異常がないからといって安心とは限りません。採血だけでは見つからないことも多く、注意が必要です。
◆ なぜ起こるのか?
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高GI食品(白米・パン・麺類など)の摂取
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食べるスピードが速い
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朝食を抜いて昼食をドカ食い
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運動不足、内臓脂肪の増加
これらの習慣が重なることで、インスリンの分泌が間に合わず、血糖が急激に上昇してしまいます。
◆ 血糖スパイクを防ぐには
日々の食事や生活習慣を少し工夫することで、血糖スパイクは防げます。
① 食べる順番を意識する
最初に野菜や海藻、次に肉や魚などのたんぱく質、最後にごはんやパンなどの炭水化物を食べる「ベジファースト+ラストカーボ」がおすすめです。
② ゆっくりよく噛んで食べる
食事は20分以上かけ、よく噛んでゆっくり食べることで、血糖の上昇がゆるやかになります。
③ 食後30分以内に軽い運動を
ウォーキングや掃除など、軽い活動を取り入れることで、筋肉が血糖を取り込んでくれます。
◆ ご自身の血糖変動を“見える化”しませんか?
最近では、**リブレ(持続血糖測定器)**を使うことで、日常生活の中で血糖値の変化をリアルタイムに確認できます。「自分の食事で血糖がどう動くか?」を把握することが、生活改善の第一歩になります。
血糖スパイクは、気づかないうちに健康をむしばんでいることもあります。
気になる方は、ぜひ一度専門医にご相談ください。当院でもリブレを使った血糖チェックや、食事・運動のアドバイスを行っております。
