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できもの

皮膚や皮膚の下に生じたできもの【腫瘍】は、形成外科での摘出手術をおすすめします。
福島県いわき市のすけがわクリニックでは、腫瘍切除の日帰り手術を行っております。

腫瘍の種類

腫瘍は良性腫瘍と悪性腫瘍に大きく分けられます。

当院で対応可能な主な腫瘍

良性腫瘍
  • 色素性母斑(ほくろ)
  • 粉瘤
  • 脂肪腫
  • 石灰化上皮腫
  • 皮膚線維腫、軟性線維腫
  • 粘液嚢腫、ガングリオン
  • グロムス腫瘍
  • 神経鞘腫
悪性腫瘍
  • 基底細胞癌
  • 有棘細胞癌
  • ボーエン病

など様々な腫瘍切除に対応しています。

治療のポイント

皮膚および皮下に出現した腫瘍は、様々な種類があります。一つ一つ発生原因が異なるため、その腫瘍が何であるのかを判断して、適切な切除の方法をとる必要があります。
たとえば、皮下にクリっと存在しているものでも、皮膚から発生しているものは、原因となっている腫瘍の上の皮膚も併せて切除する必要があります。皮下組織に由来するものは上の皮膚は取る必要はありません。
また、腫瘍が悪性の可能性がある場合は、細胞を一部採取する生検で診断をつけてから、腫瘍全体を切除することが望ましいです。悪性腫瘍の場合は、細胞を取り残さないために、腫瘍の周りの健常な皮膚も併せて切除することが必要です。

きれいなきずあとのために

皮膚皮下腫瘍は、整容的に問題となることも多く、切除後のきずあとを心配される方も多いです。きずあとをきれいにするためには、いくつかのポイントがあります。

切開の方向

きずあとを目立ちにくくするために、皮膚のシワや緊張がかかる方向を考えて適切な方向で切る必要があります。

切開

適切なメス刃の角度で、きれいに丁寧に皮膚を切ることで、ダメージを最小限に抑え、縫合時にピッタリと合う創縁とすることができます。

縫合

皮膚表面の縫合だけでなく、皮下・真皮の縫合が重要です。溶ける糸で皮下組織を縫い寄せて盛り上げるように縫合することで、皮膚表面には緊張がかからなくなります。皮膚表面が緊張なく、優しく接触した状態で治癒までもっていくことができると、きずあとは最小限の幅で抑えることができます。


切って縫うだけの手術と思いがちですが、一つ一つこだわって手術を行うことで、きれいなきずあとにすることができます。

診察、手術の流れ

初診時

腫瘍の視診、触診、超音波検査等により、腫瘍の性状、所見を確認します。
手術方法を説明し、手術日程をご相談させていただきます。(基本的に後日の手術となります。)
術前検査として血液検査を行います。

手術当日

局所麻酔薬を注射し痛みをとった状態で手術を行います。
腫瘍を摘出し、縫合していきます(手術方法が異なる場合もあります)。
ガーゼ、包帯で創部を保護して手術は終了です。
切除した検体は病理検査を行います。
術後の注意点を説明させていただき、ご帰宅となります。

術後

手術翌日

創部の大きさなどによりご来院をお願いしております。
出血、血種、感染の有無などを診察させていただきます。
創部の処置方法を説明させていただきます。
*抜糸までは、激しい運動や入浴はお控えください(シャワーは可能です)。

術後7~14日

抜糸をします。抜糸後は傷口を目立たなくするケアとしてテーピングを行っていただく場合が多いです。
病理検査結果のご説明をします。検査結果が出ていない場合もございます。その場合、再度ご来院いただきご説明します。

腫瘍切除の費用(保険適応)

K005 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)
サイズ 保険点数 3割負担
長径2cm未満 1,660点 4,980円
長径2cm以上4cm未満 3,670点 11,010円
長径4cm以上 5,010点 15,030円
K006 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部以外)
サイズ 保険点数 3割負担
長径3cm未満 1,280点 3,840円
長径3cm以上6cm未満 3,230点 9,690円
長径6cm以上12cm未満 4,160点 12,480円
長径12cm以上 8,320点 24,960円

*上記に加え、診察料、薬剤費、病理診断料等が発生します。

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