福島県いわき市のすけがわクリニックでは、まぶたの専門治療【眼瞼下垂】の日帰り手術を行っております。

眼瞼下垂治療はこのような方におすすめです。

• 瞳孔（黒目の中心）に上まぶたが被っている
• 視野が狭くなった
• 眉毛を上げるようになった
• 額の横じわが深くなっている
• 眠たそう、疲れていそう、目つきが悪いと言われるようになった
• 三重まぶたになっており、二重が安定しない、二重の幅が広がった
• ひどい肩こり、頭痛がある

当てはまるかも？という方はお気軽に当院にご相談ください。

当院の眼瞼下垂治療の特徴

形成外科専門医による眼瞼下垂手術

専門医による正確な診断、丁寧な手術をご提供します。
眼瞼下垂治療は、機能だけなく、整容面も重要となります。
形成外科・美容外科の治療経験で培ってきた技術を総動員させて、審美的にも治療ができるように心がけています。

保険適応・日帰り手術を行っております。

眼瞼下垂と診断された場合、手術は保険適応となります。
美容外科（自費診療）での二重形成（埋没法、切開法）、眉下切開も行っております。
細かい二重幅の調整やたるみの除去は自費診療での治療となります。

一人ひとり患者様の状態に合わせた手術プランを提案します。

術前診察で、手術方法を見極め、患者様に合った手術プランを考えます。
術前に内容やメリット・デメリットをお話し、納得がいくまで診察をさせていただきます。

術後のフォローも大切しております。

術後、傷が落ち着くまでの時期は皆さん不安です。
術後診察にスムーズに来ていただけるよう術後診察の予約枠を設けております。

眼瞼下垂とは？

眼瞼下垂は、上まぶたが正常な位置よりも下がってしまい、瞳孔が隠れてしまう状態です。
視界が狭くなったり、目の疲れ、肩こり、頭痛に繋がったり、さまざまな不調の原因となります。
まぶたが上がりにくいために眉毛を頑張って挙げてしまうため、おでこの横ジワが増えたり、顎先をあげてしまったり、まぶたが覆いかぶさることで、眠たそうな目に見えたり、外見的な問題も生じます。

ご高齢の方は、信号が見えにくくなったり、視野が狭く転びやすくなったり、外出が億劫になったりと生活に支障を与えることがあります。

眼瞼下垂の原因

眼瞼下垂は、先天性と後天性の2種類があり、これらはさまざまな原因で発生します。
先天性眼瞼下垂は、生まれつきまぶたが下がっている状態です。
通常は筋肉の発育不全が主な原因です。

後天性眼瞼下垂は、加齢、外傷、または神経疾患などが原因で発生します。
加齢に伴い、まぶたを持ち上げる筋肉（眼瞼挙筋）の腱膜がゆるんでしまうことが一般的な原因で、腱膜性眼瞼下垂といいます。
ハードコンタクトレンズの長期使用や緑内障点眼薬などが原因となることもあります。

眼瞼下垂の治療方法

眼瞼挙筋前転術

二重の高さで皮膚を切開します。緩んでいる眼瞼挙筋腱膜を引き出して、腱膜の張りを回復させるように瞼縁の瞼板に固定します。
眼瞼挙筋腱膜が緩んでいる腱膜性眼瞼下垂の場合は、この方法が必要となります。

眉毛下皮膚切除術

皮膚のたるみが原因で眼瞼下垂が生じている場合、眉毛の下で皮膚を切除します。

前頭筋吊り上げ術（筋膜移植法）

眼瞼挙筋の筋力の低下が著しい場合に行います。
本来は眉毛を持ち上げるおでこの前頭筋を、まぶたを挙げる駆動力にする手術です。
適応となる場合多くはありませんが、状態により提案をさせていただく場合があります。
自家組織（前腕の長掌筋腱）を使う場合と人工物（ゴアテックスシート）を使う場合があり、患者様の状態に合わせて選択をしていきます。

＊眼瞼下垂の手術を行うと頑張って眉毛を挙げていたおでこの力がゆるみ、おでこのしわが薄くなる場合があります。
眉毛の位置が下がるため、術後に皮膚がさらにかぶってくる場合があります。
その場合後日追加で皮膚を切除することがあります。
眼瞼下垂は術後の予測が難しい場合も多く、先に皮膚のみを切除して、２回目に腱膜の修復を行うなど数回にわけて手術を行うことがあります。
手術前にプランを患者様と一緒に決定していきます。

眼瞼下垂手術は、同じ術式で治療しても安定的に同じ結果を得ることが難しい手術です。
患者様ごとに、まぶたを挙げる筋肉のバランスが違いますし、目の形・大きさも異なります。
さらに同じ患者様でも、目の形・大きさ・骨格などに左右差があります。
また、術後に眼瞼下垂が治ることでそれまで頑張って挙げていた眉毛を挙げる力が緩んで、予想以上に皮膚がたるむこともあります。

できる限り左右の目を同じに仕上げるように心がけておりますが、様々な要因で左右差が出る場合があります。
状態に合わせて修正手術を提案させていただく場合もございます。

手術の流れ

当日

目周りのメイクは手術日～抜糸までお控えください。
コンタクトレンズは手術前に外していただきます。
手術当日は車の運転はお控えください。

手術時間は片眼で30～45分となります。
局所麻酔の注射を行い、痛みをとった状態で手術を行います。
術中に、ベッドで座ってもらって開瞼量を確認していきます。

術後はベッドで十分クーリングをしてからご帰宅いただきます。

術翌日

出血、血腫や腫れ具合の確認のため外来受診をお願いします。
問題なければ、洗顔と軟膏外用を開始していきます。
手術時にテーピングをする場合がありますが、なるべく剥がさないようにお願いします。

術後6、7日目～

外来で抜糸を行います。
術後1週間で目立つ腫れはおおむね改善しますが、まだ腫れぼったい感じは残ります。

術後1～3か月

個人差がありますが、まぶたの腫れが残る可能性がある時期です。
腫れがひくまでは、術後結果は完成ではありません。

よくあるご質問

眼瞼下垂の治療は保険適用ですか？

はい、当院の眼瞼下垂は健康保険が適用される術式です。

眼瞼下垂の治療の目的は何ですか？

保険診療での眼瞼下垂手術の主な目的は視界不良の改善です。
手術により審美的な面の改善も見込めます。審美的要素をメインで手術する場合（例えば、二重幅の指定など）は、自費診療となります。

手術時間はどのくらいですか？

片目で30～45分程度です。

手術の合併症を教えてください。

腫脹、皮下出血斑（内出血）、出血、血腫、感染、きずあと（二重になる）、左右差、視力の変化（悪化）、ドライアイ、緑内障の悪化、糸の露出　などがあります。

手術の料金はどのくらいですか？

健康保険の種類によってご負担金額は異なります。
３割負担　約22,000円（片眼）
1割負担　約7,500円（片眼）

＊両側の場合２倍となります。
＊別途、診察料、血液検査、お薬代がかかります。