巻き爪/陥入爪(かんにゅうそう)
福島県いわき市のすけがわクリニックでは、【巻き爪】【陥入爪】の治療を行っております。
巻き爪/陥入爪の治療はこのような方におすすめです。
- 巻き爪で痛みが出ている
- 巻き爪によってグジュグジュしている、出血している
- 爪の変形が気になる
- ゆびが痛くて踏み込めない、運動に支障をきたしている
- 履きたい靴が履けない。
巻き爪/陥入爪以外の爪変形もお気軽に当院にご相談ください。
巻き爪、陥入爪の違い
【巻き爪】は文字通り爪が巻いて変形している状態です。【陥入爪】は爪の端が皮膚に食い込み、痛みや炎症を起こしている状態です。巻き爪を放置していると、徐々に悪化し痛みや炎症を起こす可能性があるため、早めに対処することをお勧めします。軽度の痛みでも、痛みをかばうために歩き方が変わり、さらなる爪の変形や足腰に負担をかける原因となります。陥入爪となり、痛みや炎症を起こしている場合には、速やかに病院を受診してください。
巻き爪の原因
- 間違った爪の切り方をしている
- 足の指に負担がかからない歩き方をしている
- 偏平足、外反母趾がある
- 靴が合っていない
- 歩く量が少ない
治療
巻き爪
当院では、痛みが少なく、装着の負担の少ないNORA®シュパンゲによるワイヤー治療を行っております。NORA®シュパンゲはフットケアの本場ドイツで開発、EUで特許取得しドイツポドローゲ(国家資格、医療フットケアセラピスト)診療所で広く使用されている効果的な巻き爪矯正ワイヤーです。NORAシュパンゲ講習を終了し、ライセンスを取得している者のみが施術できます。
巻き爪ワイヤー治療は自費診療となります。日本では巻き爪に対するワイヤー治療で保険適応となっているものは現在ありません。
NORAシュパンゲの特徴
- 爪の両脇に専用のワイヤーを掛け、変形の程度に合わせて矯正をしていきます。爪に負担がなく爪全体を健康な状態にしっかりと矯正してくれます。
- 色々なタイプの巻き爪に有効で形状に合わせてワイヤーを調節し矯正します。
- ワイヤーはステンレス製、ワイヤーの接合部には少量の接着ジェルを使います。
- ワイヤー装着中、入浴やプール等の制限はありません。
< 注意点 >
- 約1〜2か月に一度の割合で数回かけて頂きますが、その方の靴状態や生活状況により矯正速度は異なります。
- 補正期間は、弯曲の程度にもよりますが、軽度の場合は約1年です。
巻き爪は、偏平足や外反母趾などの足部変形が原因となっている場合も多いです。
適切な靴の着用やオーダーインソールが有効な場合が多いです。靴やインソールについてもご案内が可能な内容がございますので、お気軽にご相談ください。
陥入爪
痛みや炎症が生じている場合には、速やかに処置を行い、炎症を改善させる必要があります。
ガター法、コットンパッキング法、フェノール法などの処置を行い、治療していきます。
処置の流れ(NORA®シュパンゲ)
初診時
爪変形の診察はまずは保険診療にて承ります。診断、検査等行い、巻き爪治療としてNORA®シュパンゲが適している場合は、自費診療にて後日処置をご案内します。
処置当日
NORAの装着は15~30分程度となります。
装着後も歩行や靴には制限はありません。
装着後2か月
NORAの付け替えを要します。前回のワイヤーを外し、新しく付け替えます。
爪変形の改善具合によりワイヤー治療を終了します。
料金 NORA®シュパンゲ
内容 | 料金 |
---|---|
初回 | 1部位12,000円(税込13,200円) |
2回目以降 | 1部位10,000円(税込11,000円) |
再診料(装着後1か月のチェック) | 1,000円(税込1,100円) |
接着ジェルの補強 | 無料(ジェルが浮いてぐらつく場合) |
爪切り | 10分 2,000円(税込み2,200円) |
よくあるご質問
巻き爪の治療は保険適用ですか?
いいえ、ワイヤー治療は自費診療となります。日本で保険適用のワイヤー治療は現在ありません。陥入爪で炎症を生じている場合の処置(ワイヤー治療は除く)、保険適用となります。
NORA®シュパンゲの治療期間はどのくらいですか?
治療期間は約1年で、4~6回の付け替えを要します。
爪の巻き方、厚さ、伸び方などにより個人差があるため、治療期間、付け替え回数は異なる場合があります。
再発することはありますか。
残念ながら再発することがございます。爪は本来、巻くクセがあり、歩行の仕方や靴の影響によって再発する可能性があります。歩行、靴についてもお話をさせていただきます。
処置の合併症を教えてください。
出血、爪甲剥離、ワイヤー脱落、再発 などの可能性があります。