ケミカルピーリング
ピーリング
ピーリングとは、皮膚に薬剤を塗り、古い角質を剥がすことによって、新しい肌の生成を促進し、肌のしみ・くすみ・にきび・にきび跡・小じわ・はり・毛穴の開きなどを改善させていきます。
ケミカルピーリングの特徴
- 薬剤を塗布するだけなので、比較的に気軽に受けられる。
- 薬剤の種類により用途、目的が異なる。
- ダウンタイムが少ない治療。
- 痛みが少ない治療。
*下記外用剤は、ピーリングを受けられる1週間前~当日は中止して下さい。
ディフェリンゲル、デュアック、ベピオ、エピデュオゲル、レチノール、 トレチノイン、ハイドロキノン、グリコール酸ホームケア
当院で行っているピーリング
①サリチル酸ピーリングについて
当院ではサリチル酸マクロゴールピーリングを使用しています。皮膚の角層のみを剥離することができ、副作用が少なく安全に、皮膚表面の古い角質や毛穴に詰まった汚れを排除し、新しく綺麗な肌へと導きます。
効果
サリチル酸の角質軟化と溶解作用によって、皮脂分泌過多、毛穴の黒ずみ、毛穴詰まり、毛穴の開き、二の腕のぶつぶつ(毛孔性苔癬)などに効果的です。アクネ菌に対する殺菌作用もあり、ニキビにも効果が期待できます。また、真皮のコラーゲン産生を促進し、柔らかい肌質に導くので、お肌の弾力アップ、たるみ、小じわ、乾燥肌の改善に効果的です。
肌のターンオーバーを促進することで、肌サイクルの乱れを正常に戻す効果も期待できます。これによって蓄積されたメラニンが排出、その後も蓄積しにくくなるので、しみの改善や美白の効果、肌荒れやキメを整える効果も期待できます。
期間・回数
2~3週間程度間隔をあけて下さい。1度で効果を実感して頂ける方も多くいらっしゃいますが、定期的に継続していただくとより効果的です。
副作用・リスク
施術中は、ピリピリした感じの痛みが出ることがあります。
施術後には、一時的な赤み、皮むけ、痂疲形成、色素沈着、乾燥、ニキビの悪化が見られる場合があります。
- 未承認医薬品等である事の明示:サリチル酸マクロゴールピーリングは未承認機器・医薬品です。
- 入手経路等の明示:株式会社ケイセイ
- 国内の承認医薬品等の有無の明示:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
諸外国における安全性等に係る情報の明示:海外での使用実績はありません。
②マッサージピール
マッサージピールは、高濃度TCA(トリクロロ酢酸)と低濃度過酸化水素、コウジ酸を配合した特別な薬剤(PRX–33)を使用し、施術者がマッサージによって適度な圧をかけながら肌に押し込んで浸透させるピーリングです。
コラーゲン産生トリクロロ酢酸(TCA33%)は高い美肌効果が期待できるものの、濃度が高いと肌の剥離を伴うというデメリットがありましたが、マッサージピールは低濃度過酸化水素を併用することで、皮膚の剥離などが伴わない状態で肌の真皮層にまでトリクロロ酢酸を浸透することができるようになりました。
効果
真皮に働きかける作用が強く、真皮層に存在する線維芽細胞を活性化させ、コラーゲン産生を促進し、ハリ・ツヤ感アップ、小じわ・たるみの改善、乾燥肌の改善など様々な効果を期待することができます。
また、メラニンの生成を抑制する「コウジ酸」も配合されているため、肝斑や炎症後色素沈着などのシミ・くすみの改善にも効果的です。
施術の特徴
他ピーリング治療よりも効果を得やすい
マッサージピールは、イタリアのDr.カステラーナにより、10年にもわたる臨床研究を経て開発されました。33%の高濃度トリクロロ酢酸に低濃度の過酸化水素を配合するという画期的な発想によって、皮膚剥離を起こすことなく深層真皮にまで作用することが可能になりました。安全な上に効果が高いピーリングと言われています。
ダウンタイムが短い
通常のピーリングのような皮膚剥離を伴わないため、術後の皮むけなどが生じない点がメリットです。術直後からハリ感やツヤ感を実感することができる即効性の高い治療です。
治療直後は多少の赤みが出る場合もありますが、通常はすぐに治ります。またまれに多少の皮剥けが生じることもありますが、1日程度で治まる軽度なものです。
期間・回数
1回でも効果を実感していただけますが、持続的な効果を得るには治療目的に応じて1-4週間に1回、計5回程度の施術をお勧めしています。その後は月に1回のペースでの継続がお勧めです。
説明/リスク/ダウンタイム
- 副作用・リスク:
個人差はありますが、ピーリング施術中のピリピリとした痛みを感じる方もいます。また、施術後には、一時的な赤み、皮むけ、痂疲形成、色素沈着、乾燥、ニキビの悪化が見られる場合があります。 - 未承認医薬品等である事の明示:マッサージピール(PRX-T33®)は未承認機器・医薬品です。
- 入手経路等の明示:国内販売代理店で入手しています。
- 国内の承認医薬品等の有無の明示:同一の成分や性能を有する他の国内承認医薬品等はありません。
- 諸外国における安全性等に係る情報の明示:
EMA認可(European Medicines Agency:欧州医薬品庁)マッサージピール(PRX-T33®)は、イタリアWiQo med社製の薬剤で、EU加盟国の安全基準条件を満たすことを証明するCEマークを取得しています。イタリア保健省では第1類医療機器として登録されており、その有効性及び安全性を保障する特定の規程を満たしていることを示しています。
ピーリングを受けられる方へ
副作用・リスク
個人差により、施術後に水疱、かさぶたが形成されることがあります。その際は必要な治療を行いますので、医師の指示に従って下さい。その場合、通院していただいたり、メイクをお控えいただく場合がございます。
個人差により、稀に治療部位に色素沈着が生じることがありますが、時間経過とともに消退してまいります。必要な場合は、医療用の美白クリームを処方したり、イオン導入を行ったり、通院していただく場合があります。
施術準備
施術後に強い刺激を与えると、炎症が促進され、副反応が発生する可能性があります。
スクラブなど、刺激の強い化粧品や洗顔などは使用しないでください。ディフェリングル、デュアック、ベピオ、エピデュオゲル、レチノール、 トレチノイン、ハイドロキノン、グリコール酸ホームケアは、ピーリングを受けられる1週間前~当日は中止して下さい。
治療の流れ
- 洗顔を行い、メイクを落とす。
- ピーリング剤を塗布(時間は製剤にもよる)。
- 拭き取り、洗浄にて薬剤を取り除きます。
- 保湿をして終わります。
施術から数日間
肌が乾燥し、ザラザラしたような感じになることがありますので、しっかりと保湿して下さい。このザラザラは、 1週間程度で自然にツルッとしてまいりますので、無理に顔を強くこすったりしないで、保湿を十分にするように心がけてください。乾燥症状がなくなったら(数日程度)前述の薬剤、化粧品は再開可能です。
よくある質問
ピーリングでニキビが悪化することはありますか。
好転反応により一時的にニキビが悪化する場合があります。
好転反応とは、治療によって肌の細胞が活性化し、内側に溜まっていた皮脂や老廃物が外に出てきたことが原因で起こるもので、治療の効果が出ているサインでもあります。
ピーリングを受ける前に注意することはありますか。
過度な日焼けや前日の顔そり、パック、スクラブはお控えください。
何回くらい治療すればいいですか。
1回の施術でも肌のハリやツヤ感アップなどの効果をすぐに実感していただけますが、2~3週間に1度のペースで5回程度お受けいただくと、マッサージピール本来の肌質改善効果がより得られます。
ケミカルピーリングとマッサージピールの違いは何ですか。
違いは使用する薬剤と作用する皮膚の層です。
ケミカルピーリングは肌の表皮に作用し、マッサージピールは表皮の奥にある真皮層に作用するため小じわや肌のハリ改善に効果的です。
痛みやダウンタイムはありますか。
痛みはほとんどありませんが、薬剤を塗布する際にピリピリとした刺激を感じることがあります。また肌の状態にもよりますが、赤みや軽い皮むけがおこる場合があります。
治療後すぐにメイクできますか。
サリチル酸ピーリング、マッサージピールいずれも、治療直後からメイク可能です。
治療後に気を付けることはありますか。
肌が敏感な状態になっているため、保湿やUVケアをしっかり行い、摩擦や刺激を避けてください。
